報告、連絡、相談ってどんな時につかったらいいですか?ちょっとわかりません。
この記事では、ほうれんそうの適切なタイミングやコツを紹介します。
こんにちわ。ナスメン君です。
今回は、報告連絡相談(ほうれんそう)が苦手な若手新人看護師さん向けに、解説していきたいと思います。
この記事で上記が理解できるようになります、。
ナスメン君プロフィール
- ナスメンブログでは、看護学生、新人看護師から中堅看護師向けに役立つ情報をお届けします。
看護師経験は10年以上の男性ナースです。 - わたしが学んだこと、経験したこと、失敗した事を惜しみなく伝えていきます。
- 私のモットーは、看護師の仕事をもっと働きやすい世の中にしたい。楽しくみんなで仕事をしたい。そんな思いでブログやYouTubeを配信しています。
当記事では、報告連絡相談について、解説させていただきます。
報告連絡相談とは!?新人看護師は必ず理解すべき『ほうれんそう』について
報告連絡相談については、新人看護師のうちから身に着けるべき社会人の基本的なマナーになります。
他の企業や会社でも報告連絡相談については、基本的なマナーとして重要視されています。また、医療業界で働く私たちの仕事【看護師】もまた、報告連絡相談は、密に行うべきであると思っています。
なぜかというと、看護師が、報告連絡相談を怠ることにより、患者に不利益が生じたりする事があります。また、看護業務を安全にスピーディーに遂行するためには、報告連絡相談はかかせません。
YouTubeの動画(https://youtu.be/mfR_KXvofEo)でも、お伝えしていますが、報告連絡相談は、本当に重要なので理解しておきましょう!
看護師の報告連絡相談の重要性について
報告連絡相談については、重要であるとお伝えしました。
なぜ、重要かについては、大きくわけると以下2点あります。
具体的には、看護師の業務をスムーズに遂行するため、もう一つは、患者さんの安全を守るためでもあります。
具体的に以下で解説します!
看護師の業務をスムーズに遂行するために報告連絡相談は必要!
看護師の業務をスムーズに遂行するためには報告連絡相談は必ず必要です。
たとえば、報告連絡相談をしないで、日々の看護業務をおこなっていたらどうでしょうか?おそらく、業務をスムーズに遂行する事はできません。また、病院なども機能麻痺してしまうでしょう。
看護師は、医療職としてチームプレーで仕事をしていますので、個人プレーはNGです。
安全に業務を行うために報告はしないといけないし、しっかりと伝えるべき事項などはしっかりと伝達などが必要な時もあります。時には、自分一人で悩むのではなく他の看護師に相談が必要となる場面もあります。
これからのことから、報告連絡相談は必ず必要なルールになりますので、理解しておくとよいです。
患者さんの安全を守るために報告連絡相談は必要!
患者さんの安全を守るためにも報告連絡相談は必要です。
たとえば、患者さんに不利益だと考えられるインシデント(例えば、ご投薬等)があったとして、その事項について自分はわかっていたけど、誰にも伝えずに後でその事が発覚して、そのご投薬が影響で患者さんに不利益が生じた場合、どうなるでしょうか!?
そのまま放置をしていた事で、患者さんの状態が悪化してしまう事があります。
かりに、ご投薬があったとしても、すぐに医師へ報告や相談をしていたら結果はかわっていたかもしれません。結果論ではないとわからない部分はありますが、インシデントにかぎらず何らかの出来事で報告をしければいけないタイミングで、報告を逃してしまうと、後々大変な事になってしまうリスクが潜んでいる事を理解しておきましょう。
その時に、すぐに報告をしておけば、周囲あるいは上司が守ってくれる事もありますが、報告が遅かったり報告をし忘れた事で、何らかの悪影響がでた場合、報告をしなかったあなたが原因で悪影響につながってしまうこともあることを理解しておくべきです。
看護師の報告連絡相談のタイミング
【報告】が必要な場面とは?
報告とは一般的に、仕事の結果や経過を伝えること。と言われています!
新人看護師で報告が必要な場面
- 一日の行動計画や、スケジュールを指導者に報告する
- 患者さんの様子を指導者に報告する。
- 患者さんに変化があったときは指導者に報告する。
- 患者と話していて、知りえた情報を指導者に報告。
- トラブルとか問題、アクシデントがあれば報告する。
細かくいうと、もっとあるのですが、新人看護師が報告するタイミングについては上記の場面で報告する機会が多いかなと思います。
【連絡】が必要な場面とは?
連絡とは一般的には、きまった次項や作業内容をしらせること。と言われています!
新人看護師が連絡が必要な場面
- 患者さんの家族からなにか依頼があり医師に連絡する。
- 患者さんから依頼されたこと事務に連絡。
その他にも、朝のミーティングや打ち合わせなどで必要な伝達しなければいけない事項については、連絡に当てはまるかもしれません。
【相談】が必要な場面とは?
相談については、説明不要ですね。自分で判断できないことを周囲に相談する。という意味になります!
新人看護師が相談が必要な場面
- 判断に困り自分でどっちが正しいかわからないとき周囲のスタッフに相談する。
相談する場面は、新人看護師の方は多いかなと思います。困ったことがあれば、まわりにいる先輩スタッフに相談しましょう。
指導者に報告するときはどんなところに注意したらいい?コツについて解説!
新人看護師さんは指導者さんに報告する場面は非常に多いかなと思います。
小さいことから、大きなことまでなれるまでは報告したりする場面は非常に多いかなと思います。ここでは、報告するときの注意点やコツについて簡単に解説します。
患者さんが話していた内容をそのまま伝えない!要点をまとめて指導者へ報告しよう!
入院中の患者さんは色々な訴えをいっていて、実際には何を伝えたいのかわからない事が多いです。しかし、その内容を自分の中で落とし込んで何を、一番伝えたかったのか?というを理解したうえで指導者に報告するとベストです!
とにかく、患者さんの中では要点がまとまらず、色々な訴えを一度に伝えたりするので、『一番なにが辛いのか?』『なにをどうしてほしいのか?』を確認していきましょう。そうする事で、患者さんが訴えたい事などが少しづつ見えてくるかな。と思います。
はじめは、何を伝えたいのか理解が難しいときもあるかと思いますが、とにかく患者さんが話していた内容をそのまま伝えないように注意しましょう。自分の中で整理して指導者へ伝える事がコツになります。
5W1Hで整理して伝える!
続いて、報告のコツとしては5W1Hで伝えることも方法の一つです。この場合は、整理が難しいときに、整理するためのツールとして用いらられる事が多いです。
いつ(when)、どこで(where)、だれが(who)、何を(what)、なぜ(why)、どのように(how)で、頭文字をとって5w1hといいます。
動画でもお伝えしていますが、これらのことを整理して伝えることで整理して伝えられるようになります。
はじめは、難しいかもしれませんが、そのうち報告をどんどんしていくと伝え方については必ずうまくなります。
まとめ
今回は、報告連絡相談について記事をかきました。実際には、現場で経験をつむのが一番の近道ですが、新人のころはなにをどう伝えたらいいのかわからない。そんな悩みをもつ方が多いです。ですが、この記事をみてくれた方は報告連絡相談の必要性について理解していただけたかな、と思いますので、現場で活用していただければ幸いです。