新人看護師の申し送りをするコツ【昼の休憩前にリーダーや指導者へ報告】

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昼の休憩前に申し送る

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ナスコ

申し送りの仕方について教えてほしいです。

ナスメン君

こんにちわ。ナスメン君です!今日は申し送りの仕方について解説していきます。

  • 申し送りが苦手です。
  • 何を申し送りしてよいのかわからない。
  • 上手く申し送りをするためのコツはありますか?

こんな悩みをもつ方に向けてお伝えてしてきます。

この記事を読んでわかること!
  • 申し送りをする意味について理解できる
  • どんな事を申し送りしたらよいかわからる。
  • 申し送りが苦手な方のチェックポイントを解説!
ナスメンです!

ナスメン君プロフィール

  • ナスメンブログでは、看護学生、新人看護師から中堅看護師向けに役立つ情報をお届けします。
    看護師経験は10年以上の男性ナースです。
  • わたしが学んだこと、経験したこと、失敗した事を惜しみなく伝えていきます。
  • 私のモットーは、看護師の仕事をもっと働きやすい世の中にしたい。楽しくみんなで仕事をしたい。そんな思いでブログやYouTubeを配信しています。

ちなみにYouTubeでも、申し送りのコツについて解説しています。参考にしていただけると嬉しいです。

  • 昼の休憩前に、リーダーや指導者看護師に申し送りをする内容が知りたい。

申し送りには、病院や病棟によって、行うタイミングが異なりますが、今回紹介する内容は、昼の休憩前に申し送りをする方法について詳しくお伝えしてきます。

看護師の申し送りをするタイミングや場面はこんなにある!!

  • 新人看護師さんが昼休憩に入る前にリーダーや指導者に申し送りする場面(今回はココ解説)
  • 新人看護師さんが朝ラウンド前に、指導者さんに行動計画を申し送りする場面
  • 新人看護師さんが夜勤者さんに申し送りをする場面(業務引継ぎ)

今回は、昼休憩に入る前に申し送りをするコツについて解説します!

 申し送りの方法は病院や病棟によって異なります。また、先輩看護師によっても、申し送りする内容は異なります。口頭で申し送りをするところもあれば、パソコンやカルテの情報のみで口頭で申し送りをしない病院もあります。なので、最終的にはあなたの勤務している病院にあわせて申し送りの方法をかえていくのがベストです。

もくじ

新人看護師が昼の休憩前にリーダーや指導者に申し送りをする理由

新人看護師さんが昼の休憩前に、受け持ち看護師の情報について申し送りをする理由については、リーダー看護師が状態の把握医師からの変更指示などをリーダーから確認する。などの意味があるかな!と思います。

上記で解説した申し送りのタイミングによっても、申し送りを行う目的や理由は異なります。あくまで今回は、昼休憩前にフォーカスしてお話します。

理由①|リーダー看護師や指導者に患者さんの状態を把握してもらうために申し送りが必要!

患者さんの様子を指導者やリーダーに伝えることで、患者さんの状態や様子を把握してもらうために申し送りが必要です。また、リーダー看護師もすべて患者さんの状態を把握しているわけではないので、リーダー看護師さんにどんな患者なのかイメージをもってもらうためにも、申し送りが必要になります。

具体的には、新人看護師が伝えるべき内容としては、患者さんの午前中の様子であったり、バイタルサイン、その他観察した項目など、その患者さんが入院生活を安全に過ごせるようにするためにリーダー看護師に報告などを行います。

リーダー看護師は、午前中に行った新人看護師の処置や看護等で、忘れている事はないか!?観察漏れはないか?報告抜けはないか?などを確認して、漏れや抜けがあれば再度観察するように指導したりすることもあります。

こんな風にリーダー看護師から医師へ伝えます!

リーダー看護師が、新人看護師から発熱が出現した事を申し送りがあった場合。主治医へ、血液培養をとって、抗生剤を開始しますか??と医師へ確認する事があります!

理由②|リーダー看護師が受けた医師の指示や変更点など受け持ち看護師に伝えるという目的もある!

リーダー看護師が、医師から指示の変更などの依頼を受けた場合、昼の休憩前に申し送りを受ける場面で、受け持ち看護師に、『こういった指示変更があった。』と伝える事も目的の一つになります。

もちろん、状況によっては、昼の休憩ではなくもっと早く指示変更があった時点で伝える場面などもありますが、取り急ぎ急な要件でなければ、昼の申し送りの的でもいいな。ということもあり、そういった情報を伝達するときのやりとりでも、申し送りが必要になります。

新人看護師がリーダーや指導者に申し送りをするコツ【昼の休憩前】

リーダー看護師も患者さんの情報を収集しますが、もちろんリーダーの役割は全体を把握することなので、一人一人の患者さんのすべての情報を理解しているわけではありません。

そのため、患者さんの状態など、全体像を伝えておくというのがオススメの方法です。

もちろん、全体像を理解しているリーダー看護師に伝える場合は、要点だけをまとめて伝える方法もありなので、そこはケースバイケース、あるいはリーダーや指導者がどこまで申し送りをして欲しいか?を考えながら申し送りをするとよいかと思います。

以下の内容を整理して、ざっくり申し送りすると全体像を理解することができます。

病名・治療内容

どんな病名で、どんな治療をしている患者さまです。というような申し送りをします。

バイタルサイン

呼吸、循環、体温などを申し送りします。異常がなければ、異常なし。と報告することもありますが、それらのどれかに異常があった場合は、疾患や既往歴などと関連づけて報告できるとベストです!!!

意識レベル

意識レベルの表現については、JCSで伝えると理解しやすいかと思います。

ADL(日常生活自立度)

日常生活動作は自立なのか、介助なのかによっても、部屋の調整などを行う事がありますので、伝えておくとリーダー看護師がどんな人なのか理解する事に役立ちます。

看護ケア

午前中に行った看護ケアで実践した内容や、実践した中で観察した事などを報告してもよいかと思います。

わたしがリーダー看護師として仕事をする場合は、上記のことをまとめて報告してくれると、患者さんの全体の状況を把握する事ができます。また、医師への報告などもスムーズにいくかなと思います。

病名や治療内容、入院目的などによっても、申し送りの内容を簡潔に伝えていかなければいけませんが、結構慣れに部分もあるかと思います。

申し送りが苦手な看護師さんはココをチェック!申し送り上達のためにやるべき4選

①患者さんの全体像を理解して申し送りをしましょう!

患者さんの全体像を理解し申し送りをするためには、自分が患者さんのことをよく理解していないとうまく伝える事はできません。
そのため、全体像を理解するための情報を集めて、適切に報告できるようになりましょう。

②伝える内容や伝える順番は簡潔に整理しましょう!

伝える順番は流れに沿ってもう送りをする必要があります。バラバラに申し送りをすると、リーダー看護師も聞きくいな。と正直おもってしまう事もあります。

たとえば、伝える順番は、全体像⇒バイタルサイン・意識⇒ADL⇒伝えるべきトピック。などの順番でおおまかに伝えると、どんな患者さんなのか、リーダー看護師も把握しやすくなります。

簡潔に申し送りをする意識をもとう!

簡潔に申し送りをするかどうかは、リーダー看護師さんがその患者さんを知っているかどうか、入院日数は短いかそれとも長いか、で申し送りを詳しくするかどうか決めています。

入院一日目であれば、状況がよくわからないリーダーさんに詳しく説明する必要があると考えられますが、入院日数がある程度たっている方の場合、また一から全部申し送りをすると時間がいくらあってもたりません。そんな時は、簡潔にバイタルサインの異常の有無、伝えるべきトピックなどを伝えて、申し送りを終了するときもあります。

先輩看護師の申し送りの仕方をマネしてみる!

特にはじめのうちは、もうしおくりの手順などわからない場合は、先輩看護師の申し送りを見よう見まねでマネをして参考にしてもよいかと思います。

きっと、みんな申し送りの場面は、タイミングによって仕方がわかってくるかなと思います。

病院や働く病棟でも申し送り内容は少し違うので、マネをしておくとよいかと思います。

まとめ

今回は、新人看護師が昼の休憩前に指導者やリーダーに申し送りをするコツについて紹介しました。新人看護師さんが参考になればうれしいです。ユーチューブでも、動画を配信していますので、チャンネル登録していただけると嬉しく思います。

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