病棟の看護師がよく使う医療略語があれば、教えて欲しいです。医療略語が全然わかりません。
医療略語はたくさんありますが、その中でも超基本的な内容ですが、絶対に病棟看護師は理解しておくべき項目について解説します。
今回は、医療略語について疑問をもつ方むけに、解説していきたいと思います。
こんにちわ。ナスメン君です。
ナスメン君プロフィール
- ナスメンブログでは、看護学生、新人看護師から中堅看護師向けに役立つ情報をお届けします。
看護師経験は10年以上の男性ナースです。 - わたしが学んだこと、経験したこと、失敗した事を惜しみなく伝えていきます。
- 私のモットーは、看護師の仕事をもっと働きやすい世の中にしたい。楽しくみんなで仕事をしたい。そんな思いでブログやYouTubeを配信しています。
患者さんの生命兆候に関わる医療略語について解説!
患者さんに関わる医療略語を解説します。
今回紹介する医療略語!【絶対おぼえて欲しい】
- VS=バイタルサイン
- BP=血圧
- HR=心拍数
- P=脈拍数
- T=体温
- R=呼吸
- Spo2=経皮的酸素飽和度
- Hr=尿
- KOT=便
- O2=酸素
- BS=血糖
バイタルサインの医療略語はVS
バイタルサインは略してVS(バイタルサイン)です。
超基本ですが、、バイタルサインを意味します。
Vはバイタル、Sはサインなのでそのままです!笑
略語例:VS異常なし。
血圧の医療略語はBP
血圧の事を医療略語ではBP【Blood pressure】といいます。
略語例:BP120/80
心拍数の医療略語はHR
心拍数の事を医療略語ではHR【Heart late】といいます
Heart(ハート)は心臓、late(レート)は脈の事を意味します。よって、心臓の脈である心拍数はHRという意味で使います。
略語例:HR60回/分
脈拍数の医療略語はP
脈拍数の事を医療略語ではPといいます。
Pは脈拍を意味します。Pulseと書いて、パルスと読みます。
略語例:P60回/分
※Pは脈拍、HRは心拍数なので違いに注意が必要です
体温の医療略語はBT・KT・T
体温の事を医療略語ではTといいます。その他BTとかKTと略語で使うことがあります。
Tは体温を意味します。temperatureの略で体温を意味しています。
BTも、body temperatureの略語で、身体の体温を意味する言葉です。
Tでシンプルに表現している病院が多いかもしれません。
略語例:T36.0
呼吸の医療略語はR
呼吸の事を医療略語ではRといいます。
Rは呼吸を意味します。Respirationの事を呼吸といいます。
使用例:R15回/分
経皮的酸素飽和度の医療略語はSpo2
経皮的酸素飽和度を医療略語で表現するとSPO2といいます。
SPO2はエスピーオーツーとそのまま呼びます。
使用例:SPO2:98%
尿の医療略語はHr
尿のことを医療略語でHrと表現されることがあります。
Hrと書いて呼び方はハルンといいます。
使用例:Hr 1500ml/日
便の医療略語はKOT
便の事を医療略語ではKOTと表現されることがあります。
KOTと書いてコットと呼びます。
使用例:KOT2回/日
酸素の医療略語はO2
酸素の事を医療略語ではO2と表現されることがあります。
O2と書いてそのままオーツーと呼びます。
使用例:O2 3L
血糖の医療略語はBS
血糖の事を医療略語ではBSと表現されることがあります。
BはBlood(ブラッド)でSはsugar(シュガー)で、血液の糖なのでBSを使うことがあります。
使用例:BS 80㎎/dl
Youtube動画で病棟看護師が使う医療略語を解説!
Youtubeでも詳しく医療略語について解説していますので、チャンネル登録していただけると嬉しく思います!
まとめ
理解しておくと便利な略語なので、看護学生さんや新人看護師さんには覚えて欲しい内容を紹介させていただきました!
ぜひ、日々の業務で困ったなと思ったら思い出して欲しい略語です。